歯を抜いた

今朝、左奥の親知らずを抜いたのだ、今もうそんなに痛くない。まだ煙草すうとフィルタに茶色く変色した血がうっすらとにじんでるけど。
「もう、虫食って根っこしか残ってないからね、先に口の中で解体して三分割してから抜くからねー」って、先生、俺返事できません、口開けっ放しです。
んでもって、ごきごき。麻酔が効いているので痛くはないのだが、歯が歯茎から離れて抜けていく感触はしっかりある。なんとなく小気味いい、爪切ったり耳垢とったり、時々妻のを借りてやるパックで小鼻のところの角栓取ったりするのの延長線上にあるような感覚。

「終わったよー、うがいして下さい」と言われて身を起こすときに、目線がテーブルの上をさ迷ったのを見て取ったのか、先生は「見たい?」とガーゼに乗っかった血まみれで真っ黒の歯の「かけら」を見せてくれた。見せてくれたけれど、「持って帰る?」とは聞かれなかったぞ(笑)言われても持って帰らないけれどさ。

明日は消毒、ついでに末の娘の虫歯の治療の付き添い。
前回、「治療の練習」で口のなかにバキュームノズルやら、ジェットやら突っ込まれただけで半べそになっていたうちの娘は、果たして無事虫歯を削るところまでたどり着けるのでしょうか?